地図とはどういうものか

地図という形態は知っていても、一体地図とは何でしょう、と問われて言葉に窮してしまう、というのもわからないでもありません。そこで改めて地図とはどういうものかを定義してみたいと思います。まず思い浮かぶのが、地球上のあらゆる部分を縮小して見せた図面で、基本的に東西南北と言った方位や、A地点からB地点までは直線距離にして大体何kmと言ったことから正確な数値はわからないまでもA地区とB地区ではどちらが大きそうだというような面積と言った物理的な情報が得られるもの、とか基本的に平面で描かれたもの、最後に必要に応じ特定のエリアを細密に表したり、それこそ地球全土を現したものまでいかようにも表現できるもの、といったあたりが大体の地図を言い表していると言っていいのかもしれません。その他各種記号などで地図上に多くの情報も盛り込むことも可能(実際にはこれが一番求められているとも言えるかもしれません)という事でしょう。