地図でお馴染みの等高線は等値線図の一つ

地図を収集データという情報の一表現形式と考えると、自ずと適切な作図法がいくつか候補に挙がってきます。

例えば「面データ(データ分類法の一つ。ほかに点、線、立体データ)」と呼ばれている情報を「面記号(記号分類の一つ)」を使って表した「等値線図」と呼ばれる作図法があります。

この作図法は特に事象の連続した分布状況を強調したい場合などに使われるもので、とりわけある一点の情報と周りとの分布状況や変化の具合などを表現したいときに有効と言われています。

具体的な使用例を先にご紹介するとイメージしやすいかもしれません。地図関連では等高線などが代表的で、気象では等圧線なども該当します。

このような事例からも推測できるようにこの作図法では、立体データ(ある地点でのある定量データなどはトータル3要素)を表現するのに有効です。