GNSS測量で増々精度向上

昔の地図作成の原点は三角測量と言われています。そして今ではGPS(全地球測位システム)などのおかげで素人でもいとも簡単に現在地を知ることが可能となってきています。しかし源流には昔ながらの測量という考え方が生きているという事に変わりありません。

この昔ながらの手法をハイテク機器と使って行っているようなものと考えると、現在のGPSなどで行っているやり方も昔から行われている測量と対比して考えていくと理解しやすいかもしれません。

測量の基本は、まず正確な位置情報を得ること。昔なら三角点を基準に三角測量となるところですが、いまなら人工衛星などを使ったGNSS(全地球航法衛星システム)測量に置き換わっています。

しかしこれも天体を使った目での観測が人工衛星などからの電波を受ける方法に替わっただけ、とも言えなくもありません。